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基本技法 単色盛り

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単色盛り

 
基本技法
基本技法
 

七宝はまず単色の色を綺麗に出すことがもっとも必要なことです。
単色の中でも私の好きな絵の具はさんご(C228)です。
まずはじめに、銅板(銅玉)を希硫酸に1秒つけて水洗いします。これにより表面の酸化被膜が取れます。もし希硫酸がない場合は、クエン酸(酸系)を代用しても大丈夫です。
表面が綺麗になったら、下引き白を盛り焼成します。その上にさんごを盛り焼成します。
一度目のさんごが薄いと思ったら、もう一度さんごを盛り焼成します。これを繰り返して自分の好きな色ぐあいまで行います。
焼成回数が多ければさんごの色は、紅さんごのように赤みを増します。ただし3回ぐらいまでが限界です。なぜならあまり厚いと冷めてから剥離(ひび)してしまいます。

ひと言アドバイス

1回の裏引き(当店の商品にはしてあります。)に対して表面の絵の具の盛りは、3回ぐらいまでです。それ以上足す場合は、裏引きを、もう一度足してください。
白(B11)と下引き白(S2)の違いは、白は噴釉しますが、下引き白は噴釉しにくいです。上に絵の具を乗せる場合は、下引き白を使用します。
噴釉についてはまた次回に説明します。

2018-08-30 12:47:00

七宝技法・有線工程   |  コメント(0)

 

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