マーブル七宝は、数色の釉薬を盛り、釉薬が溶けた状態のときに、炉内でマーブル棒で溶けた釉薬の上を静かに動かし、模様を付けていきます。
釉薬の盛り方や、透明・不透明・半透明の組み合わせなどで、色々なバリエーションが楽しめます。
ひと言アドバイス
まず、炉内で掻き回す場合、短時間で行ってください。時間が掛かりすぎると、マーブル棒についてしまいます。
これは炉内の温度が下がりすぎたためです。マーブルを行う場合は、普段より炉内の温度を上げておいてください。慣れていない場合は、炉内の温度を880度ぐらいに上げてからマーブルを行ってください。
マーブル棒をあまり深く、釉薬の中に入れないようにし、表面をマーブルしてください。
下地の釉薬を一度焼成してから、その上にマーブルしたい釉薬を盛って、2度目の焼成のときにマーブルを行うと、失敗は少なくなると思います。
2018-08-30 12:20:30
七宝技法・有線工程
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